インターネットで住まい創り | |
インターネットが急速に普及し日本のインターネット人口も2001年に3000万人を超えました。 ホームページの閲覧・Eメールなど私たちにとって不可欠なもになりつつあります。 そして住まいを創りたいという人と私たち建築家が出会うツールとして便利なものとなりました。 従来は住まいを創りたいがまず相談する先を見つけるのは大変でした、建設会社やハウスメーカーに頼るしかなかったのではないでしょうか。それは私たち建築家が情報を発信できる場所が非常に限られていたからだと考えられます。 しかしインターネットの普及によって私たち建築家もホームページを通じて、あらゆる人に情報発信できるようになりました。そして多くの人と出会えるようになったのです。 施主と建築家との出会いに始まり、インターネットを利用した住まい創りのメリットを具体的に考えて見ました。 |
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1)設計作業の中で一番大切なことは、施主と建築家とのコミュニケーションを図ることです。そのた め打合せの機会を多くとることがいい住まいを創ることの前提でした。しかしお互いの都合を調 整し日時を決め、場所を決め打合せをすることは、思うほどの回数を得られませんでした。 直接会ってコミュニケーションを図ることが大切なことは変わりませんが、Eメールの出現は打合 せの時間や場所の制約から解放され、自分の考えや疑問点を即座に自由な時間に建築家に投 げかけることができるようになりました。私たち建築家も同じです。 |
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2)Eメールを書くという作業にも多くの利点があります。文章化する事で自分の考え方や疑問点・問 題点など、頭で考えていただけでは整理できなかったことが整理できるようになります。 | |
3)Eメールは文章だけでなく画像も送れます。私共はこれを利用して、工事が始まってから施主が 何度も現場に足を運んでいただく回数を減らすため、工事の進捗状況を定期的にメールにて現 場の写真をデジタルカメラで撮影して送ります。 | |
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各メーカーも従来のカタログによる商品の説明だけでなく、積極的に自らのホームページで商品のアピールを行っています。容易に最新の情報を詳しく知ることができることが大きなメリットだと考えます。 私共建築家もメーカーのホームページをよく利用します。私共は設計図の作成はすべてCADで行っています、そのため既製の建材を使用する場合にCADのデーターをメーカーのホームページよりダウンロードし効率よく利用しています。 |